ギター初心者の悩み:ギター練習していると指が痛い
アコギなら弦を押さえるとき、エレキならチョーキングなどを練習していると、ある時皮がペリペリ・・・痛い・・絆創膏も貼れないしもう練習どころではない!と悩んでいる初心者ギタリストの皆さん。
これはギターを始めた人なら例外なく誰もが通る道なんですね~。日常生活で鉄の細いものを指でひっぱったりぎゅっと押さえたりなんてギターをやっていないと絶対しないですよね。だからギターを始めたばかりの皆さんは痛くなりやすい!長くやっていけば指先が硬くなって、痛いどころか火傷もしにくくなったりするんですけどねぇ。
今日はギターで指が痛くなる時への対処法を紹介します。
この長くやっていれば指先は自然に硬くなっていく、という仕組みはこう。
1 – 指先が水膨れのように白くなる
↓
2 – その白い部分の皮がペリっとめくれる
↓
3 – めくれた部分の下の皮が新しく出てくる
↓
4 – もとの指先に戻る
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1~4を繰り返す
こういうことなんですねぇ。長く続けている人はこれを何十回も繰り返している猛者なわけですから、そりゃあ痛くないし上手なわけです
とはいえこのままじゃ指が痛くてギター練習できないよ!どうする!?
☆方法その1・気合いで乗り切る体育会系タイプ☆
我慢して練習を続けよう!痛いとはいえ、ライブが近いとおちおち休んでもいられない!血が出たりどうしても我慢できない!という以外は練習を続けて、自然に指先が硬くなるのを待とう。
☆方法その2・じっくり計画的タイプ☆
なんだかひりひりしてきたぞ?よく見たら指先の皮がめくれかけている!そうなったらとりあえずその日は休もう!
次の日はロックなチョーキングやソロの練習はやめてコード練習や基礎練習をしよう。何日かそれを続けて新しい皮ができ指先が元に戻ったらチョーキング練習を再開しよう。これを繰り返す!だんだんとその周期が短くなるはずだ! ※アコギの皆さんは右手の練習をしよう。
☆方法その3・そんなのアリ!?裏技活用タイプ☆
計画的に指先を作っている時間は無いし、我慢もできないくらい痛い!でもライブが近いから練習しなきゃ!という皆さんに裏技を教えよう。
1・アロンアルファをうすーく塗る!
なんとも裏技らしい方法だ!プロも採用しているこの方法、血が出ているとき以外はやってみる価値があるかもしれない・・・
2・弦をコンパウンド弦に変える!
これはアコギの皆さんにオススメの裏技だ。Martin(マーチン)のM130という弦は芯線にシルクを使っているのでとってもやわらかい。よってとても押さえやすいし痛くないのだ!まぁ音も普通のスチール弦とは別物になるので指先が治るまでの応急処置として使ってみよう。エレキの皆さんは弦のゲージ(太さ)を一段階下げてみるのもいいかも。
さぁ皆さんはどのタイプでしょうか?
指先の痛みは誰もが乗り越えなければならない壁ですが、その先には「上達」が待っています。上記の解決策以外にもこんな方法なら痛くないよ!と皆で情報交換をしながら頑張ろう!