高校卒業後 どうする?
中学、あるいは高校からバンド活動をしてきて、高校卒業後も音楽を学んで行きたい人にはどのような選択肢があるのか。どうすればもっと自分の腕を上げ、プロのミュージシャンとして必要な経験を身につけられるのか?
今までバンドを組んでロック/ポップをやりたい10代の生徒さん達を育ててきたミュージックスクール・ライブジャムの校長として10年間生徒さんの進路を見て、相談を受けて来た立場から数回に分けて解説。
実は海外も含めると結構多くの選択肢があり、
そして意外とハードルが低い海外の選択肢を詳しく説明。
尚、ライブジャムでは、クラシック音楽はほぼやってないため、ジャンルはロック、ポップ、ジャズ、フュージョンなどが中心。
対象楽器としては、ギター、ベース、ドラム、キーボード、ボーカル、その他上記のジャンルで使う管楽器。
高校卒業後の音楽進路の選択肢
どこか教育機関に進むとした場合に、ざっくり6つのチョイスがある。
1)日本の大学に進学しサークル活動でバンド活動続ける
2)日本の音楽大学に通う
3)日本の音楽専門学校に通う
4)アメリカの音楽大学に通う
5)アメリカの総合大学に通う
6)アメリカの専門学校に通う
1)日本の大学に進学
ライブジャムの卒業生で一番多いパターンは日本の大学に進学して、勉強しながらサークル活動などで楽器、そしてバンドを続けている人達。きちんと大学の専攻の学位を取得して、就職の道を確保しておきながら、音楽の道もしっかり温め、チャンスがあれば一気に音楽で仕掛けようと思っている人達もいる。
2)日本の音楽大学に通う
の音楽大学にも何人か進んでいるが、クラシック音楽ではないので、芸大と言うより洗足音大や尚美学園などのロックやポピュラー音楽のコースがあるところ。
3)日本の音楽専門学校に通う
そして音楽の道に進もうとしている人はやはり音楽の専門学校に進む人が多い。Tokyo School of Music (TSM) や ESPなどだ。
日本の音楽学校の情報は多く存在するので、敢えてここでは深入りしない。
次回はあまり知られていない海外(アメリカ)の魅力的な選択肢を紹介を次回から紹介したい。