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なんのために音楽やるのか?:音楽で数学が伸びる?

人間はなぜ音楽をやるのか、これは大きな課題なので今度別の機会にじっくり議論したいが、

今日は教育として、または習い事としてなぜ重視されるのかを考えてみよう。

池上彰さんが今年2月に書かれた本がある。「なんのために学ぶのか?」

あの何でも知っていて説明がとてもわかりやすい東工大教授の池上さんならとても説得力があるだろうと思って読んでみると、中でアメリカのリベラルアーツ大学の話になり、日本人でも知っている有名校のハーバードやMIT(マサチューセッツ工科大学)では音楽が重視されるとの話。

 

もともとリベラルアーツ大学は学生が将来進みたい職業の専門的な知識は教えずに、(それはビジネススクールで学ぶべきとしている)もっと人間が生きていくために必要な基礎知識、そして何かを学ぶための勉強の仕方、考え方を教える。

 

世界の最先端のテクノロジーを研究・開発しているMITを訪問した池上さんは、専門的な授業が行われてなく、「すぐに役に立つことは教えてない」と自負している理念に驚いたと同時に、理系の大学のキャンパスに音楽教室が充実して、ピアノが置いてある部屋が続く一角があることを知って驚嘆した。

 

そう、日本で言えば東京工業大学が近いのでしょうか、世界の理工系大学の頂点に君臨するようなMITにも音楽学部があり、実際に毎年10-20人専攻している学生もいると言う。

池上さんの本では、数学と音楽の親和性がとても高いとの指摘。数学ができる学生は音楽も秀でている。そして反対に音楽がよくできる学生は数学や理数系に強いと。

 

音楽というと情操教育やら、右脳開発やらと言われてきたが、それは別の次元で間違いないとしても、まず音楽自体はとても科学的、数学的であることも事実だ。

音の高さ(周波数)、早さ(分数)、大きさ(デシベル)は全て数字で表されているし、曲を作る時はその数字の組み合わせを使って心に訴えるものを作る。最近では曲自体をプログラムで作る事もあるし、逆に曲を分析して株式運用に利用するなどと言う話もある。音楽家は認めたくないだろうが、理工系から見ると音楽は完璧に数字で説明できるようになっているようだ。

 

実はアインシュタインもバイオリンとピアノの愛好家だった話は有名だが、科学者が音楽に惹かれるのは全く別の理由だと思うが、それはまた別の機会に。。。

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